平成18年度 (2006 年)福島大学公開講座

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[名誉教授公開講座]
「自然との共生」について考える
終了しました
期日 平成18年5月6日〜5月27日
曜日 土曜日
時間帯 13:00〜15:00
時間数 8時間
担当講師
福島大学
名誉教授
樫村 利道
内容
 「自然との共生」は環境基本計画で設定された長期目標の一つであるが、意味は意外と曖昧で、ときにはどうかと思われる使われ方も目に付く。本当はどうな のか考えてみたところをご披露し、皆さんにも考えていただく契機ともなればと本講座を企画した。学生時代に生物学の授業で学んだ「共生」や「寄生」の概念 をいま一度吟味し、それらの関係が長く存続するとはどういうことなのか生態学が考えたところを振り返り、そうした関係の由来としての自然生態系の歴史を顧 み、そのなかでの人類の特殊性に基づく人工生態系の特質や自然生態系との関係などを考慮したうえで、「自然との共生」とは何か、そこで築かれる新しい文化 があるとすればそれはどんなものか考えてみたいと思っている。
募集定員 30名
受講料 4,800円
対象者 市民一般
プログラム
(全4回)
5/6 生物同士のつながりと自然生態系
5/13 競争と群衆、捕食と共生のモデル
5/20 自然生態系、その発達と存続
5/27 人類の誕生と人工生態系、その発展と将来
会場 「街なかブランチ」 (チェンバおおまち 3F)
申込締切 4月19日
備考 ●本講座は県民カレッジ「ふくしま学習空間・夢まなびと」の連携講座(予定)です。
●受講希望者が5名以下の場合は開講しないことがあります。