平成18年度 (2006 年)福島大学公開講座

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[名誉教授公開講座]
人類史の過去・現在を読み解き、未来を問う
―政治経済学の視座から―
終了しました
期日 平成18年6月3日〜8月19日
曜日 土曜日
時間帯 13:30〜14:50
時間数 8時間
担当講師
福島大学
名誉教授
吉原 泰助
内容
 「世界はどこからきたか?」は、『ソフィーの世界』(哲学)に固有の問いかけではありません。「人類はどこからきて、どこへ行くのか?」というテーマ は、自然科学の分野でも、社会科学の分野でも、最も重要な問題です。この講座は、こうしたテーマを、自然科学や哲学の領域にも目配りしながら、社会科学= 政治経済学の領域で考えてみようとするものです。
 とくに、世紀転換期以降の世界は混迷をきわめ、世界や日本の行方は、暗い霧に包まれています。それだけに、わたくしたちは、現時点で立ち止まって、この 根源的な問いを反芻する必要があります。講座のテーマに興味をもち、一緒に考えてみようという方なら、どなたでも歓迎いたします。
募集定員 40名
受講料 4,800円
対象者 市民一般(高校生以上、有職・無職を問わず)
プログラム
(全6回)
6/3 問題提示―宇宙・地球・生命・人類・文明
6/17 社会とは、その仕組み―前近代の社会
7/1 近代=資本主義の基本組成―資本主義の型と段階
7/15 現代=20世紀前半における資本主義・社会主義の展開―20世紀後半における戦後 世界の枠組み
8/5 現時点・未来=戦後世界の枠組みの崩壊と現段階の特徴―未来社会像・展望(ユート ピアとディストピア)
8/19 結びにかえて―日本の戦後と近未来
会場 「街なかブランチ」 (チェンバおおまち 3F)
申込締切 5月12日
備考 ●本講座は県民カレッジ「ふくしま学習空間・夢まなびと」の連携講座(予定)です。
●受講希望者が5名以下の場合は開講しないことがあります。