平成19年度 (2007年)福島大学公開講座

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福祉と権利擁護
―後見人として必要な知識―
終了しました
期日 平成19年5月9日〜7月25日
曜日 水曜日
時間帯 19:00〜20:30
時間数 18時間
担当講師
行政政策学類 准教授
中里見 博

教授
富田 哲

教授
新村 繁文

准教授
鈴木 典夫

准教授
丹波 史紀

教授
塩谷 弘康
内容
 成年後見制度は、認知症などで判断能力がかならずしも十分ではない人の自己決定を尊重しつつバックアップをするための制度です。しかし、近い将来、成年 後見制度利用者が爆発的に増加し、成年後見人候補者が不足するという深刻な事態が予想されています。大学としても、後見人として活躍できる人材を地域に送 りだすためなんらかの貢献を果たすよう期待されているように思われます。そこで、本学行政政策学類および本大学院地域政策科学研究科所属教員を結集し、福 祉と権利擁護にかかわる制度や諸問題について、後見人として必要不可欠な知識や方法論を体系的に講義し地域のニーズに応えたいと、本講座を企画しました。
募集定員 50名
受講料 10,800円
対象者 一般市民、社会福祉士・ケアマネ・地域包括支援センター職員など福祉専門職、 司法 書士・行政書士などの法律専門職等
プログラム
(全12回)
5/ 9
(1)くらしのなかの基本的人権:中里見 博
5/16
(2)契約と親族・相続の基礎知識:富田 哲
5/23
(3)これからの福祉と権利擁護:新村 繁文
5/30→6/13
(4)成年後見制度について:富田 哲
6/ 6→6/20
(5)地域福祉権利擁護事業の現状と課題:新村 繁文
6/13→6/27
(6)地域包括支援センターの相談業務と権利擁護業務:鈴木 典夫
6/20→7/4
(7)高齢者・障害者が利用できる福祉サービスと権利擁護:丹波 史紀
6/27→7/11
(8)消費者としての高齢者・障害者(消費者契約法の意義):塩谷 弘康
7/ 4→7/18
(9)高齢者虐待への対応と養護者の支援:新村 繁文
7/11→7/25
(10)ドメスティック・バイオレンスと法:中里見 博
7/18→8/1
(11)生存権保障(生活保護)の現状と問題点:丹波 史紀
7/25→8/8
(12)ネットワーク論:鈴木 典夫
※はしか(麻疹)対応による全学休講措置(5/28 18:00〜6/9)にともない,5/30と6/6分 は休講延期となります。2週分を順次繰り下げて開講する予定です。(なお,講師の都合によりプログラムの順序が変更となる可能性もあります。予めご了承く ださい。)
会場 「街なかブランチ」 (チェンバおおまち 3F)
申込締切 4月18日
備考 ● 本講座は県民カレッジ「ふくしま学習空間・夢まなびと」の連携講座(予定)です。
● 受講希望者が5名以下の場合は開講しないことがあります。
● この講座は大学院地域政策科学研究科との共同企画です。本学大学院生も聴講する予定です。