前後期
科目名
曜日・時間帯
平成23年度公開授業10月開講科目(19科目)
申込期間:10月3日(月)〜10月7日(金) ※申込は閉め切りました。
受講料:授業名の前に「※」がある科目は14,000円、無印の科目は7,000円です。
後期 ドイツ語上級B 月曜日・8:40〜10:10
担当講師: 神子 博昭 教室: S11
授業概要:
 ルター訳の聖書から、モーゼ第一の書を、何章か読んでみましょう。和訳、英訳を自由に御覧ください。ドイツ語のおもしろさが、わかるでしょう。
 テキストは、必要な部分はこちらで準備します。
後期 比較地域文化論II(ジェンダー試論) 月曜日・10:20〜11:50
担当講師: 中山 庸子 教室: M1
授業概要:
 性役割分担が問題視されて久しい。典型的に、ある女性が家での「仕事」、そしてその女性の夫が外での「仕事」を中心に自分をとらえているとしてもそれ自 身が問題ではない。その事実をどう理解するかに問題の焦点がある。働く女性はもちろん女性能力活用を考えている企業者、妻との関わり方に活路を見出したい 男性の方、「なぜ」のレベルで話を進めますのでご参考に。
(この科目は事情により欠講となります。)
後期 環境法 月曜日・10:20〜11:50
担当講師: 中井 勝己 教室: M2
授業概要:
 身近な公害問題から地球環境問題にいたるまで環境問題の社会的関心がますます高まってきている。そのような社会状況を意識しながら、本講義では、わが国 の環境法の歴史的な形成と展開、現在の環境法体系について述べたあと、環境訴訟、水質汚染、廃棄物、開発と環境アセスメント、森林保護などの個別具体的な 環境問題をも素材としながら、環境法のしくみや環境法理論をめぐる学説・判例について論じていきたい。
後期 生物化学工学 月曜日・13:00〜14:30
担当講師: 杉森 大助 教室: M21
授業概要:
 本講義では、生物化学工学を理解するうえで必要となる基礎知識として、微生物の取り扱い、細胞構造、培養と増殖、塩基配列決定法や遺伝子クローニング、遺伝組換えについて学ぶ。

指定教科書「微生物学」、青木健次編著、化学同人(本体¥3,200)
後期 簿記原理 月曜日・18:00〜19:30
担当講師: 貴田岡 信 教室: M22
授業概要:
 複式簿記によって記録された情報は企業が行った経済活動を如実に表現しています。よって、複式簿記の知識は企業活動を理解するために不可欠なものです。本講義は、前期開講の「企業と簿記会計」の到達点から、引き続き初級簿記の知識を深めることを目的とします。
 教科書は,「企業と簿記会計」でも指定している、柳裕治[編著]『スタディガイド基本簿記』(中央経済社,2010年,2,310円[税込])を利用します。
後期 社会と人間 月曜日・18:00〜19:30
担当講師: 浅岡 善治 ・ 小野原 雅夫 ・ 川田 潤 ・ 小島 彰 教室: M21
授業概要:
 「社会」と「人間」とが最も極限的な関わりをする場の1つが「戦争」であると言えるでしょう。古今東西さまざまな戦争が戦われてきましたが、本講義は、 まず戦争をめぐる一般的問題状況について簡単に整理をおこなった上で、「近代」以降の戦争を中心に、各分野ごとに個別事例を取り上げつつ、多様な側面から 理解を深めていきます。戦争という1つの事象をさまざまな角度から見ていくことを通じて、「社会」と「人間」の在り方の諸相を認識し、そこで何が問題に なっていた(いる)のかも学んでいってください。
後期 ドイツ語中級H 火曜日・8:40〜10:10
担当講師: 神子 博昭 教室: S31
授業概要:
 辞書はことばの森です。もっと正確にいえば、ことばの藪です。藪のなかをすこし這いまわってみましょう。
 もとナチスの将校の一家をめぐる短編小説を読むつもりです。そのうえで、それらの内容について、皆さんどうし、シンプルなドイツ語の問いと答えを作ってみましょう。
 テキストは、必要な部分を、こちらで用意します。
後期 ※English Presentations 火曜日・8:40〜10:10
木曜日・14:40〜16:10
担当講師: 真歩仁 しょうん 教室: 行政棟314演習室
授業概要:
This class will focus on making effective, memorable presentations in English. After a careful coaching on English pronunciation, I will offer model presentations and give advice on how to present well.

Then we will have a chance to:
1) Choose presentation topics;
2) Practice listening to presentations;
3) Discuss topics from students;
4) Practice listening for tests like TOEIC;
5) Learn how to get more comfortable with using the English language.
後期 ※英語コミュニケーションC 火曜日・10:20〜11:50
金曜日・10:20〜11:50
担当講師: 真歩仁 しょうん 教室: 行政棟314演習室
授業概要:
As this is an English class, it will be in English. We will be able to meet twice weekly, so this course will focus on developing your English speaking and listening abilities through frequent in-class practice. Our goal will be not only to improve these skills, but also to get comfortable enough in English to use it in daily life. Thinking in English rather than translating from Japanese will be emphasised. We will begin with a review of basic pronunciation and simple listening activities, then progress to short conversations and presentations. Outside class, you will keep a diary in which you may practice writing in English about whatever you wish.

参考書(optional): An A-Z of Common English Errors for Japanese Learners. (2008). David Barker. BTB Press. 1,900 yen.
後期 管理会計 火曜日・18:00〜19:30
担当講師: 貴田岡 信 教室: M23
授業概要:
 通常、会計といえば財務諸表作成に結びつく財務会計を連想しますが、企業の経営管理活動(計画活動・統制活動)と密接に関係する管理会計というもうひとつの領域があります。この講義では、管理会計の考え方や技法がどのように経営管理に役立つかを学んでいきます。
 テキストは簡単なものを使い(後日指定)、新聞記事や雑誌記事などの補助教材も使用する予定です。
後期 法社会学II 水曜日・10:20〜11:50
担当講師: 塩谷 弘康 教室: S41
授業概要:
 法社会学は、法律学の一分野で、社会の中で法や裁判がどのように機能しているかを実態に即して考察していきます。平成23年度の法社会学のテーマは「司 法」です。現在、裁判員制度など、司法に対する関心は大きく高まっていますが、日本の司法制度の現状と課題はどうなっているのでしょうか。後期(法社会学 Ⅱ)では、裁判を紛争処理の形態の一つとして捉え、多様な紛争処理手続きと比較しながら、裁判の特質を学んでいきます。
後期 ※フランス語初級II 水曜日・19:40〜21:10
金曜日・18:00〜19:30
担当講師: 佐野 敦至 ・ 田村 奈保子 教室: S11(水曜日)/S21(金曜日)
授業概要:
 フランス語を用いてコミュニケーションを行なうのに必要な「聞き、話し、読み、書く」技能の基礎を習得するとともに、フランス文化に親しむのがこの授業の目的です。
 実際の場面で通用する発音の仕方や、理解・表現に必要なことばの仕組み(=文法)、文法知識を実践しての会話表現を、フランス旅行での必要な場面から学んで行きます。
後期 哲学概説(人間理解の基礎) 木曜日・10:20〜11:50
担当講師: 内田 詔夫 教室: S36
授業概要:
 普通の人が学校で学んだり日常的に接する程度の知識や情報と簡単な思考展開によって、人間と世界、知識、行為という3つの観点から、人間の独自性、知識 の根拠、科学は確実か、自由と責任、可能性と限界、ルールの意義と特性など、人間についての多面的で包括的な考察を行います。
 教科書(内田詔夫著『人間理解の基礎』晃洋書房、2,100円)に即して話を進めますので、予め福大生協店頭でご覧になれば、話の順序や概要はほぼ理解できます。
後期 心理学特殊講義(応用)
(電子メディアと心理学)
木曜日・10:20〜11:50
担当講師: 木暮 照正 教室: 理工棟101演習室
授業概要:
 インターネットに代表される電子メディアの発展には目を見張るものがあります。その便利さの一方で様々な問題もまた指摘されていますが,その功罪両面に ついて心理学者も関心を寄せています。この授業では,電子メディアに関する最近の心理学的研究事例について紹介します。可能であれば授業内で簡単な実験調 査の体験をしてもらうことも考えています。
後期 中国語上級B 木曜日・13:00〜14:30
担当講師: 池澤 實芳 教室: S41
授業概要:
・中国語を2年間以上学習している方を対象とします。
・中国の現代文の読解を目的とします。ピンインのない漢字だけの文章を読みます。
・原則として定員は3名ですが、正規学生の受講生の人数が少ない場合は、3名以上でも受講可とします。
・教材はプリントを配布します。市販の教科書は使用しません。
後期 ドイツ語中級J 木曜日・13:00〜14:30
担当講師: 齊藤 寛 教室: S12
授業概要:
 前期の授業に続き、ドイツ語の読解に重点を置いた授業を続けながら、さらにドイツ事情やドイツ文化に触れていきます。教材の内容については受講者や学生 諸君の要望を考慮し(ドイツ人の生活、社会事情、メルヘン、小説の一部などからなる多彩な内容が考えられます)、さらに会話練習やドイツに関するビデオ鑑 賞もおこないます。グループ学習やパートナー練習も計画しています。教材は教員が用意します。
後期 職業心理学 金曜日・13:00〜14:30
担当講師: 五十嵐 敦 教室: S34
授業概要:
 職業と人間のかかわりについて,職業生活という視点からさまざまな問題を取り上げます。後半では,取り上げるテーマごとに,学生がレポーターとして発表をし,それをもとに意見交換をします。
後期 自然災害と人間 金曜日・14:40〜16:10
担当講師: 阿子島 功 教室: M22
授業概要:
 さまざまの自然災害のしくみ、発生間隔、災害事例、防災の考え方、ハザードマップについて紹介します。地形図読図や空中写真判読を行います。
 指定教科書(なし。 プリント配布)
後期 システム生理学 金曜日・16:20〜17:50
担当講師: 小山 純正 教室: M21
授業概要:
 地球上には、さまざまな生物がさまざまな環境に適応して生きています。彼らは、さまざまな姿・形をそなえ、彼ら独自の方法で生きています。そのような生 物の多多様性を支えているのは、単細胞生物からヒトにおよぶ、共通の“しくみ”です。本講義では、生き物の命を支える基本的な“しくみ”について、呼吸、 循環、エネルギー代謝、体液などを中心に学びます。
後期 労働と法 金曜日・19:40〜21:10
担当講師: 今野 順夫 教室: M22
授業概要:
 世界金融危機を背景に、わが国でも、「派遣切り」、採用内定取消し等、まさに雇用災害とも呼ぶべき雇用問題の深刻さが蔓延している。これらは、経済的な困難を背景に持ちながらも、労働者の働く権利確立の立ち遅れが、深刻さに拍車をかけている。
 この講義では、1世紀にわたる労働法発展の歴史を踏まえ、我が国の労働法の到達点と変容を考えたい。学生諸君が、これからの働き方、また社会人学生においては現時点での働き方を見つめ、その前提になっている労働法制度を理解し、主体的に労働のあり方を考えて欲しい。
教科書:外尾健一著『労働法入門 第7版』(有斐閣)